音
なんで私はここにいるの?
みんななんで笑っているの?
なにがそんなに楽しいの?
なにがそんなに面白いの?
どうしてだろう。
聞こえないよ?音がしないよ?
私のまわりだけ音の闇が広がっている
静寂が私をつつんでいた
心の涙
何も考えていないのに涙がでてくる
あなたに出会う前はこんなことなかったのに
一緒にいたときはこんなことなかったのに
何も考えていないのに涙がながれるわけは
頭では覚えていない痛みを
心では忘れられていないからなんだね
頭の記憶には残っていないのに
心の記憶からは消えないんだ
楽しかった想いでだけ残ればいいのにね
希望
たった一つの小さな希望に
必死になってしがみついていたあの頃
そのたった一つの希望だけが
私の世界での真実だった。そう信じていた
でも違ったんだね
だって私は見つけられたから
あなたというとても素敵な希望をね
ステージ上のあなた
あんなにも夢中になるなんて思わなかった
あなたは別の世界の人 それはわかってるよ
あなたには好きな人がいる それもわかってる
でも見るだけなら許されるよね
ステージの上のあなたは本当に素敵
歌ってるときのあなたが好き
話しているときのあなたが好き
あなたのすべてが本当に大好き
でもこれは恋愛じゃない
ただの“憧れ”だと思う
きらきら光ってるあなたに憧れる
今までも、これからもきっと…ずっと…
友達
みんなの輪に入って、作り笑いしてる私がいた。
楽しそうに話をしているのに、つまらなかった。
つまらないならそう言えばいいのに。
みんなに睨まれるのが怖くて何も言えなかった。
そんなの友達じゃない、そう思ったよ。
でも、やっぱり怖かった。友達でいられる自信が無かった。
これって友達じゃないよね?友達なのかな?
友達ってなんなんだろう。
senpai
すごく優しい人
すごく頼れる人
すごく責任感の強い人
すごくかっこいい人
すごく世話好きな人
すごくすごく大好きな人
私の一番好きな人
suki
いつもそっけない君が
私に優しくしてくれた
いつもそっけない君が
私を心配してくれた
それだけですごく嬉しくなって
それだけで君をもっと好きになる
希望
「希望を見失った」
あなたはそう言ったね
ねぇ 希望ってなに?
あなたが見失った希望ってなに?
私は希望を見失わないわ
あなたがそばにいるかぎり
ううん あなたがそばにいなくても
私は希望を見失わない
あなたが見失った希望
私が見つけてあげる
きっとすぐそこに落ちてるから
私と一緒に探そうよ
いつまでも落ち込んではいられないでしょう?
私が一緒に探してあげる
見つからなくてもいいじゃない
そのときは私があなたの希望になるよ
ラジオ
ラジオから聞こえるあなたの声に私はドキドキしっぱなし
はしゃいでいるあなたの声、まるで子供みたいだね
少し気取ってるあなたの声、クールな声、全部好きだよ
不思議だね
声しか知らないのにあなたの顔が浮かぶの
声を聞くだけで浮かんでくるの
笑ってる顔、怒ってる顔、さびしそうな顔
そして涙もろいあなたが感激している顔
本当に子供みたいだね
あなたの大阪弁が好きで、あなたの英語が好き
大阪弁ではほんとうにそこらへんにいるお兄ちゃんなのに
英語を喋るだけで雰囲気が変わっちゃうんだね
今日も私はラジオの前に座って、あなたの声を聞く
私のことなんてなんにも知らないあなた
それでも私はあなたの声を聞いているから
夜の電車
座席の向きはたて。まるで旅行気分
たったふた駅だけの短い旅行
少し寂しかった
もう少し乗って気分を味わっていたかった
私の他に4人乗っていた
メールを打っている40歳くらいの女の人
その隣でふてくされている高校生くらいの男の子
仕事帰りで白髪まじりのおじさん
もう「おねえさん」を卒業した女の人
みんな何を考えているのだろう
私は窓の外を眺めた
外の光はぼやけ、まるで宝石のよう
窓にうつった私の瞳は
ときどき思い出したようにキラリと光る
昼にはけして見ることができない風景
少し寂しい夜の電車
でも私はこの電車が好き
夜の風景が好き
寂しい雰囲気が好き
そしてそんなことを想う自分が好き
先輩
すれ違うたびに挨拶をしてくれる
大好きな大好きな先輩がいる
「おはよう」
ただそれだけなのに
一日が違って見える
「こんにちは」
ただそれだけなのに
午前中の嫌なことなんて
吹き飛んでしまう
「さようなら」
ただそれだけなのに
帰りの坂道が楽になる♪
「久しぶり」
ただそれだけで
会えなかった寂しさが
吹き飛んでしまう
不思議だな
友達とどんなに長く喋っても
先輩の一言には負けてしまう
家
どんなお城よりも
どんな豪邸よりも
私はこの団地が好き
たとえ自分の部屋が無くて
お母さんと一緒に寝ていたって
私はこの古くて小さい家が好き
でももう住めない
来月には引っ越してしまうから
さようなら私の大好きな家
微妙な関係
あなたと私の微妙な関係
友達<あなたと私<恋人
友達以上恋人未満
友達以上にはなれても
恋人には一生なれない
それがわかっているから
恋人未満でも納得してしまうんだ
恋人にはなれない
その理由はわかってる
あなたにとって私は親友
異性としては見てくれてない
それでもいい
それでもいいよ
あなたのそばにいられるのなら
理由
「どうして好きなの?」
そんなの聞かれても困っちゃう
「どこが好きなの?」
そんなの聞かれても困っちゃう
理由がたくさんありすぎて
何から話したらいいのかわからなくなる
「どこがいいの?」
そんなこと言わないでよ
「どうしていいの?」
そんなこと聞かないでよ
いいものはいいんだもん
誰がなんと言おうと好きなものは好きなんだもん
ダンス
あなたが好き
あなたが好きすぎて私はおかしくなる
変なことばかり言ってしまう
どんどん“嫌な子”になっていく
「大丈夫?」
あなたが私を気にしてくれた
自分もしんどいはずなのに
私の心配をしてくれた
いつも憎まれ口ばかりたたいてるね
たまには素直にならなきゃ駄目かな?
体育大会の日、思い切って言ってみようか
「一緒に踊ってもらえますか?」
私らしく
らしくないって言われると
自信がなくなっていく
私らしいってどんなの?
私ってどんな子だった?
人は毎日成長するんだから
毎日毎日変わるんだから
そんなコトバは言わないで
お願いだから見守っていて
気が向くままに
気が向くままに道を歩き
気が向くままに行動した
気が付けばそこは動物園
彼と行った想い出の場所
気が向くままには口癖だ
彼の口癖が私にうつった
気が向くままにと言えば
いつかきっと彼は現れる
気が向いたから来たんだ
少し照れた笑顔で言うの
そんな想像ばかりしてた
気が付けばそこには彼が
気が向いたから来たんだ
いつもと同じ静かな笑顔
Happy Birthday
来るはずのないメールの返事を考える
誰からもメールが来ないとわかっていても
“あと5分・・・” つい期待してしまう
部屋の隅で携帯電話を握りしめ
親の帰りを待つ子供のようにうずくまる
―12時― やはり携帯は鳴らない
寂しさとむなしさでいっぱいになる
力いっぱい携帯を握りしめ壁に投げつけた
たくさん泣いて 涙も枯れ果ててしまったころ
遠慮がちに携帯が鳴った
“誕生日おめでとう”
たった一行のメールに
私はまた涙がとまらなくなった
プラネタリウム
星空につつまれる
私は地球で
宇宙のすべてを見ることができる
今とは違う季節の空も
機械をくるくると回すだけで
簡単に私の頭上に現れる
それでも何かが足りないのは
人が作った光だから
本物の光にはかなわない
人は一生星には勝てないのだから
満月
見ていると吸い込まれそうで怖くなる
不思議な雰囲気で私を誘う
空にある落とし穴のようで
私は落ちないようにと気をつける